うちの子は歳だから・・・と諦めないで!シニア犬だからこそ出来るしつけを

最近は、犬の高齢化に連れて「犬の痴ほう症」という言葉をよく耳にする事でしょう。食事の品質の向上や医療の発展によって今や犬の平均寿命は15年近くまで伸びています。

ペット関連の各種サービスにも「老犬介護のお手伝い」や「自宅での老犬のお世話代行」というサービスも増え始めています。

初期の痴ほう症には

シニアになる事で、今まで失敗した事の無かったトイレをつい失敗してしまう・・・という問題が出てくるものです。飼い主さんは、家中にトイレシーツを敷き詰めたり、散歩の回数を増やしたりと何かと試行錯誤するものです。

実は、犬という動物の脳は「良性強化」という仕組みで出来ています。ある行動をとった事で、結果として「いいこと」が起きた場合、その行動を暗記し、また同じ行動をとる事で、「いいこと」を繰り返そうとするのです。

わかりやすい例としては「おすわり」です。

おすわりをする事で、飼い主に褒められ、ご褒美のおやつがもらえるのです。ですから、飼い主の「おすわり」という声を聞くと、嬉しそうに座りオヤツを催促する事でしょう。中には、飼い主が「おすわり」と言う前に自分からおすわりをして、オヤツを催促するかしこい犬もいることでしょう。

この習性を「良性強化」といい、この習性はシニアになってからも残っているものです。でも、毎日の習慣であっても、歳をとる事でつい忘れがちになってしまうのは、犬も人間も同様でしょう。

ですから、つい、うっかり忘れてしまっている事を犬に想い出せさせてあげるのです。きちんと決められた場所でトイレが出来た時には思い切り褒めて、ご褒美のオヤツをあげましょう。

オイデと呼んだらそばに来てくれた時、オスワリが出来た時、元気に散歩に行った時、思い切り褒めて、ご褒美をあげるのです。よちよち歩きの子犬の頃には、これらの些細な事が出来ただけで、家族が喜び、褒めて、ご褒美をあげていたのではありませんか?

その記憶をシニアになった今だからこそ思い出させてあげるのです。昔の記憶がよみがえる事で、犬はまた「良性強化」の本能が目覚め、「正しい行動」を繰り返そうとするのです。

しかし、シニアですから、ついうっかり忘れてしまう事あるものです。ですから、飼い主側も常に犬が正しい行動を覚えていられるように、褒める事、ご褒美をあげる事などの「いいこと」を忘れずにしてあげましょう。

叱る、たたくではなく、「手伝う」「支える」という形でシニア犬とは生活をしてゆきたいものですね。

 

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大谷 幸代

大谷 幸代愛玩動物飼養管理士、ホリスティックケアアドバイザー

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「ペットを飼う」生活から、「ペットと暮らす生活」へ
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