気に入らない事があった時の犬の「うなる」「噛む」をやめさせるには

かわいいはずの愛犬ですが、うーと低い声で唸ったり、気に入らない事があると牙をむいたりと家族とはいえ一瞬恐怖を感じる瞬間があるでしょう。

特に、テリア種の犬種の場合はこの傾向が強く、唸り声を出し相手を威嚇する事で自分の意思を通そうとする傾向があります。

この時、どのような対処をしていますか?強く叱る?犬の機嫌が戻るまでそっとしておく?どうすればいいのか悩むところでしょう。

強き相手には、強くは逆効果

犬の性格は大きく2つのタイプに分類されます。1つは気が弱く人間に従順なタイプ。叱られると、まるで反省しているかのように伏し目がちになり、小さくなってしまうタイプです。

もう1つは、気が強く、自己主張がはっきりとしているタイプ。ブラッシングをする、爪を切る、抱き上げるなどの自分の行動を制限されるような事を極端に嫌い、たとえ飼い主相手であってもうなる、噛みつくなどの強気な行動に出るタイプです。

日本では一昔前まで、犬にとって飼い主が上位に在るべきである、犬を従属させるためのしつけをするべきだと当たり前のように推奨されていました。

しかし、この方法は一部の犬には通用しますが、気が強い犬には逆効果でしかありません。ですから、最近ではこのような手法のしつけは推奨されなくなってきています。

強気な犬に対して人間が強く出れば出る程、犬はさらに強気な態度で接するようになるものです。まるで太鼓を強く叩けば叩くほど大きな音が出るという事と同様です。

ですから、強気な犬には真逆な接し方をする方がかえって効果的と言えるのです。

スルースキルを身に着ける

例えば、爪を切るときに唸り声をあげる犬なのであれば、その場で強く叱る、無理やり抑えつけるのではなく、唸っている最中にあえて高い声で話しかけ、こちらが何等動揺していない事を伝えます。

オヤツなどを与えてもいいでしょう。犬の怒りをそのままスルーしてしまうのです。

犬の怒りというものはとても瞬発的なもので、相手がスルーする事で一瞬のうちに収まるをみせるものです。

オヤツなどにつられて犬が落ち着きを取り戻したら、すかさず爪切りを再開します。そしてまた怒りを見せたら中断して、オヤツで気分転換という行動を繰り返します。

最初は、何度も中断を繰り替えさなければならず、爪を切るのも一苦労、相当な時間がかかるでしょう。でも犬は必ず学習する生き物です。

ですから徐々に相手の対応を覚え、唸り声に効果がない事を理解し、唸る事、噛みつく事が解消されるようになるでしょう。

時間はかかってしまいますが、きっと治ると信じて気長に付き合ってあげましょう。

 

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大谷 幸代

大谷 幸代愛玩動物飼養管理士、ホリスティックケアアドバイザー

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