完全室内飼育はかわいそう?いいえそれが猫の為です。

昔はよく猫は自分の気まぐれで自由に散歩に出掛ける、2,3日帰ってこない事もあると言われたものですが、このようなライフスタイルは今となってはなかなかおすすめできるものではありません。
今、猫が自由に屋外へ出てしまう事での一番のリスクは「病気の感染」です。
一昔前までは、交通事故が一番のリスクでしたが、今は猫エイズなどの致死率の高い病気への感染が一番です。
野良猫と言われる、屋外のみで生活している猫のすべてが今や猫エイズに感染していると言われています。この病気は致死率がほぼ100%な上に、完治するための治療法も確立されていない大変危険な病気です。
愛猫に健康で、長生きをしてもらう為にも猫は完全屋内飼育で生活をさせましょう。

決してかわいそうではありません

一生、屋外へ外出をさせずに飼育する事は、猫が不憫に思えるという意見もあります。しかし猫の習性を動物行動学に見た場合、完全屋内飼育はかわいそうではないのです。
マイペースと言われる猫にとって、日々の生活で一番のストレスは生活に変化が生じる事だと言われています。屋外へ出る事が、昨日と違う天気、臭い、音、通行人、動物すべてが変化の連続です。つまり屋内での生活に比べ非常にストレスが多いのです。逆に屋内生活をしていれば、家具の位置、臭い、人間などさほど変化はありません。このように猫にとっては、完全室内という事はかわいそうなのではなく、恵まれた環境なのです。

経験がストレスになる事も

猫にとって、自由に屋外へ出る事が出来る経験をしてしまう事もストレスにつながります。
中には「飼い主の目が届く日は外へ出てもいい」としているご家庭もあります。この場合、猫はなぜ、どのタイミングで外出が許されるのかを理解できず、次はいつ外出できるのかとストレスを感じてしまいます。
完全室内飼育をストレスなく続けるためにも、子猫のうちから屋外への外出経験を一切させないように徹底してゆきましょう。

玄関、窓の開閉には注意を

猫のしつけの面では、玄関や窓の開閉時に猫を近くに居させないという心がけが必要です。
毎日同じ時間に家族が外出をする場合には、そのタイミングで猫が自らケージに入るようにしつけをする。ケージに入ったらオヤツや食事を与えるというしつけをしてゆきましょう。
窓の開閉には、窓辺へ近づかない、登らない為に、インテリアなどを工夫するとよいでしょう。行動面、物理面で工夫を重ね、不意の飛び出しなどにも十分気を付けておきましょう。

 

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大谷 幸代

大谷 幸代愛玩動物飼養管理士、ホリスティックケアアドバイザー

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